幸せな年越し
2016年12月30日 8:33 PM
フライングのお雑煮
実は、一昨日夜中に突然の発熱。
それを知ったおれんじの会の仲間が届けてくれたのです。
寝込んでいるわたしを起こさないように
チャイムは鳴らさず、玄関脇に置いて
メールで知らせてくれる心遣い。
少し食欲が戻ってきたので、感謝していただきました。
体調不良でも、幸せな年越しを迎えられます。
年末年始のご案内
2016年12月28日 9:09 PM
12月28日。
多くの企業などでは仕事納めです。
町なかサロンも
通常の活動は、年内はきょうまで。
新年は1月4日(水)からです。
とは言っても
この年末押し迫って診断を受けた方や
新年早々から治療予定のある方もあるでしょうし
体とこころの不調には年末年始のお休みはありません。
ご相談があったり、誰かに話を聞いてほしいという方は
遠慮なくお電話ください。
080-3549-2327です。
電話に出られないこともあると思いますが
お名前を残していただければ折り返しをいたします。
17年前、わたしが治療を終えて退院したのが11月はじめでした。
大掃除をし、新年の準備をしつつも
手放しで喜ぶことはできませんでした。
まだ抗がん剤の服用を続けていたせいもあり
なにもかもが新たになるという気分にはとてもなれませんでした。
そういうときこそ、同じ痛みを抱える仲間と話をしたいと思ったものです。
「ひとりじゃない」
わたしたちのメッセージです。
メリークリスマス
2016年12月24日 8:03 PM
きょう夕方4時過ぎの松山の空です。
美しさに見とれてしまいました。
今夜はクリスマスイブ。
楽しいパーティに出かけている人にも
まだお仕事の人にも
病院で過ごす人にも
もう会えない人を思って過ごす人にも
それぞれに、必要なだけのあたたかさが与えられますように。
メリークリスマス。
看護を学ぶ高校生へ
2016年12月22日 9:34 PM
松山のきょうの最高気温は20℃を超えたそうです!
縮こまっていた体が伸びるようでしたが
あすは10℃以上下がるとか。
年末に向けて、体調管理が大事になります。
きょうは、県内の、看護科をもつ私立高校の合同研究発表会に参加してきました。
城南高校、聖カタリナ高校、帝京大五高校の3校。
初めに、各学校から看護研究の成果発表がありました。
看護実習での取り組みから
工夫した点と、今後の課題についての検討が発表されました。
担当した患者のために手描きで資料を作ったり
日々のケアの中で少しずつ信頼関係を築いていった様子を聞き
頼もしさを感じました。
発表のあと
わたしから患者と家族の思い、看護に期待することについて
お話をさせていただきました。
心の中に留まってくれることを願っています。
会場となった城南高校には調理科もあるそうで
帰りには立派なお弁当をいただきました。
ごちそうさまでした~。
歌声
2016年12月20日 6:02 PM
この時期になると、あちこちの病院で
「クリスマスコンサート」が行われます。
愛媛大学病院では、あす(21日)午後4時30分から開催予定です。
歌手の荒川和子さんをお迎えしてのコンサート。
実は、荒川さんはもう何度も大学病院へお越しいただいています。
少しハスキーでやわらかな素敵な歌声の持ち主です。
大学病院でのコンサートを企画した当時
看護学部教授だった方が
「プロの音楽を届ける機会を!」と強く希望されたと聞いています。
あすも、荒川さんのあたたかな歌声が
会場に響くことと思います。
クリスマスの華やぐ街から遠く、病院で過ごす患者さんとご家族にとって
あたたかなひとときとなりますように♪
がんゲノム医療フォーラム(12月27日開催)
2016年12月19日 9:32 PM
師走にしては暖かな日差しが降り注ぐ一日でした。
でも大掃除をするわけでもなく、相変わらず片付かない仕事に囲まれています。
「改正がん対策基本法」が成立。
しかし、法律だけではがん対策は進みません。
これが国のがん対策推進基本計画に反映され、
具体的な取り組みが実施されなければなりません。
地元愛媛に戻られた塩崎厚生労働大臣にご挨拶にうかがい
現在協議が行われている次期「がん対策推進基本計画」への
全国がん患者団体連合会からの要望書を提出させていただきました。
21日には、国のがん対策推進協議会が開催されます。
改正法に基づいた議論が行われることを期待しています。
その改正基本法にも盛り込まれた、いわゆる難治性がん、希少がん研究にも関連のある
「がんゲノム医療」について考えるフォーラムが、今月27日に開催されます。
メイン会場は東京ですが、四国がんセンターでも中継映像を見ることができます。
申し込みは、20日17時まで。
詳しくは http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000146053.html
少し難しい話と思われるかもしれませんが
ゲノム医療により、これからのがん治療は大きく変わります。
わたしたちに直接関わることです。
患者・家族の代表も登壇します。
関心のある方は是非ご参加ください。
松山市でのがん対策
2016年12月15日 9:03 PM
冷たい一日でした。
愛媛県内でも明日は雪が降る予報。
師走も半ばになり、いよいよ冬本番です。
さて、きょうは松山市でのがん対策のお話です。
松山市議会の中に
「がん対策推進条例策定専門部会」が発足しました。
文字通り、松山市でのがん対策に関する条例を検討していくことになります。
その第1回の会議にお招きいただき
患者の立場からお話をさせていただきました。
成立したばかりの「改正がん対策基本法」に盛り込まれた項目から
就労支援や在宅緩和ケア、検診など
市だからこそ取り組めることについてお伝えしました。
この街で暮らす患者・家族が
適切な医療を受け、望む社会生活が送れるように
支援の後押しとなる条例が制定されることを見守っていきたいと思います。
改正がん対策基本法
2016年12月11日 10:06 PM
「救える命を救うために」
その思いで、2006年に制定された『がん対策基本法』
10年が経過し、医学の進歩や患者・家族を取り巻く社会環境は変化しました。
それに合わせて法律の改正の動きが起こったのが
今年のはじめでした。
国会がん患者と家族の会という議員連盟によって改正案が出され
審議が続いてきました。
そして、先週金曜9日に
衆議院本会議で可決、成立しました。
全国がん患者団体連合会の仲間と共に傍聴し
成立を見届けてきました。
『改正 がん対策基本法』には
・がん患者が円滑な社会生活を営むことができるよう社会環境の整備が図られること
・治療に伴う副作用、合併症及び後遺症の予防及び軽減に関する方法の開発
・希少がん、難治性がんにについての研究促進についての必要な配慮
などが盛り込まれました。
この法律が基になり、国、地域のがん対策がとられることになります。
これまでの経緯や、改正点の解説などについて
各メディアの報道は次のとおりです。
(時間が経過すると読めなくなる場合もあります)
詳しく知りたい方は、ご一読ください。
◯患者たちの悲願届いた 改正がん対策基本法成立に喜びの声
(読売新聞)
https://yomidr.yomiuri.co.jp/
◯患者の雇用継続、企業に努力義務 改正がん基本法成立へ
(朝日新聞)
http://www.asahi.com/articles/
◯改正がん対策基本法成立 「難治」「希少」の研究促す
(毎日新聞)
http://mainichi.jp/articles/
◯改正がん対策基本法が可決 治療と仕事の両立など柱
(産経新聞)
http://www.sankei.com/life/
◯がん患者、雇用継続へ前進 改正対策基本法が成立
(日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/
クリスマスツリーを作りませんか?
2016年12月7日 11:08 AM
折り紙で作ったクリスマスツリーです。
高さは10センチほど。
このツリーを作るサロンをあす予定しています。
13時~15時、町なかサロンで開催です。
材料などは準備しています。
とても簡単にできるそうです。
仲間と一緒に手を動かしながら
この1年を振り返ってみてはいかがでしょうか?
定員まであと少し。
事前にお電話を入れてくださると助かります。
089-997-7638(16時まで)
手先の器用なピアサポーターがお待ちしています!
がん教育とは?
2016年12月5日 6:59 PM
この週末は、学びが続きました。
金曜、土曜は『がん患者学会2016』
そして、日曜は『がん患者カレッジ ~がん教育~』でした。
子どもたちへの、いわゆる「がん教育」については
一昨年から文部科学省がモデル事業を実施していて
各地での取り組みや、教材の作成が行われています。
その中で、わたしたち経験者も話をする機会があります。
何をどのように伝えるのか?
どういう配慮が必要なのか?
それを学び、意見交換をする学びの時間でした。
熱心に取り組んでいるNPO法人がんサポートかごしまと
全国がん患者団体連合会が共催して開催しました。
実際に数多くの学校で「いのちの授業」を実施している
三好綾さんから、たくさんの気付きをもらうことができました。
がん教育の主役は、子どもであることを忘れてはいけない。
患者経験者が自分を語ることが目的ではなく
あくまでも、子どものための場であり時間であること。
当たり前でありながら、つい忘れてしまいそうなこのことを
しっかり心に刻みました。
がん教育は、来年度からの本格実施を目指して準備が進んでいます。
わたしたちも、もう一度
子どものために何ができるのかを考えていきたいと思います。