NPO法人 愛媛がんサポート おれんじの会

NPO法人愛媛がんサポート おれんじの会は、主に愛媛県内のがん患者と家族、その関係者が集う会です。

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仲間がいるということ

2016年12月4日 9:04 PM

きょうは、おれんじの会の例会でした。

 

毎年12月には、参加者が楽しめるプログラムを考えていて

今回はオカリナとアイリッシュハープの演奏をお願いしました。

 

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写真は、オカリナ演奏をしてくださった方が

きょうのために作ってきてくださった紙粘土の人形です♪

 

残念ながら、わたしは出張中で参加できなかったのですが

1年の終わりに、仲間とともに楽しいひと時を過ごせることは

とても大事なことだと思っています。

 

同時に、この場に来ることのできない方々の事を思います。

 

顔を合わせることができなくても

仲間がいるということ。

ひとりじゃないよというメッセージを

これからも伝え続けていきたいと思います。

 

 

 

 

がん患者学会2016開催

2016年12月2日 9:49 PM

きょうから2日間、『がん患者学会2016』が開催されています。

おれんじの会も所属している全国がん患者団体連合会が主催しています。

昨年に続いて2回目の開催となる今回は

北海道から鹿児島まで、全国のがん患者団体の関係者集まっています。

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初日のきょうは、「高額化する医療費」「がん研究」

「患者団体による政策提言の意義」さらに「専門医制度」などについて学びました。

 

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全国の仲間の発言を聞くのは勉強になります。

 

あすは、緩和ケアやピアサポートなどについて

参加者によるディスカッションが行われます。

 

 

新企画 みんなでトーク

2016年11月29日 9:57 PM

町なかサロンで新しい企画を実施します!

 

題して『みんなでトーク』

ゲストをお迎えして、参加者と一緒に語り合う企画です。

その日のゲストによって、またその時の話題の出来事などによって

自由にオシャベリできればいいなと思っています。

 

第1回のゲストは有田雅也さん。

有田さんは36歳。

去年胃がんが見つかりました。

小さなお子さんが2人。

現在も治療を続けています。

 

元アマチュアバンドのボーカルだったと聞き

10月のリレーフォーライフでは歌声を披露していただきました。

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この時の曲は、オリジナルの「からっぽ」

 ♪どんなに苦しんだとしても

 ここで降りるわけにはいかない

 前へ進むことができないのなら

 その壁を登ればいい

 

youtubeに動画も掲載されています。

 

自然体で病気と向き合っている有田さんを囲んで

いろいろなことを語り合いたいと思います。

 

12月10日(土)午後1時~午後3時

(この間の出入りは自由です)

事前の申し込みは不要、参加無料です!

※HPトップページにチラシを掲載しています

 

『みんなでトーク』

今後は医療者や宗教家、患者さんやご家族など

いろいろな方をお迎えしていきたいと思っています。

ご期待ください。

 

 

 

がん哲学外来 

2016年11月28日 9:25 PM

きょうは月に一度の眼科受診日。

市内の総合病院眼科を受診しています。

受付や計算窓口などはすべて番号で呼ばれ、個人情報が守られているのですが

診療科へ行った途端、大きな声で名前を呼ばれます。

これ、よくないと思うのです。

どんなに建物が立派になっても、肝心の配慮が足りない。

残念です。

 

さて、順天堂大学の樋野興夫先生が始められた『がん哲学外来』

先生と縁のある愛媛(愛媛大学医学部1期生だそうです)で開催されます。

 

12月5日、四国がんセンターで。

詳しくは http://www.shikoku-cc.go.jp/support/news/2016/11/post-57.html

先生との個人面談は、当日の抽選だそうです。

 

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乳がん患者さんのためのサロン開催します

2016年11月25日 8:36 PM

あす(26日)に、町なかサロンでは

乳がん患者さんのためのサロンを開催します。

ピアサポーターも、同じ病気の経験者。

副作用のこと、気持ちのこと、家族や周囲との関わりのことなど

経験したひと同士で語り合う時間です。

26日(土)13時~15時 この間の出入りは自由です。

事前申し込みは不要。

おいしいお茶とチョコレートと一緒にお待ちしています。

 

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↑この子はサロンにはいません。

先日、金沢へサロンの見学に行ったときに

栄養士さんが経営するレストランにいた子猫ちゃんです。

遊び疲れて寝たところ。

安心できる場所があるのは、にゃんにとっても

人間にとっても大事です。

 

 

 

 

 

患者さんとご家族のための「大規模災害に対する備え」

2016年11月23日 11:47 PM

松山でも冷え込んできました。

東京では、あす朝には積雪とか。

いよいよ冬到来ですね。

 

さて、昨日からの東北での地震。

遠く四国に住んでいても、5年前を思い出し胸が詰まるようです。

 

がん患者さん、ご家族のために

「大規模災害に対する備え」を

国立がん研究センター がん対策情報センターがまとめています。

http://ganjoho.jp/public/support/disaster/disaster_care_manual.html

 

一度目を通しておきたい情報です。

 

 

 

がん対策基本法

2016年11月21日 9:39 PM

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美しい緑の濃淡。

なんだか分かりますか?

 

ポインセチアです。

昨年、愛媛大学病院で開かれたクリスマスコンサートでもらって帰ったものを

町なかサロンの事務スタッフが大切に育て

夏の間には遮光までして、なんとか葉を赤くしようとがんばってくれたのですが…。

どうやらちょっと難しかったようです。

でも、とてもキレイな葉だったので掲載させていただきました!

 

きょうは、ちょっと難しいかもしれませんが法律の話です。

 

『がん対策基本法』改正案が、現在国会で審議されています。

基本法は2006年に制定され10年になります。

この間の医学の進歩、社会状況の変化に合わせ、改正が検討されているのです。

国会がん患者と家族の会という議員連盟が立案した改正案です。

先日参議院で採決され、衆議院に審議の場が移りました。

 

これまでの状況などについて

きょう付けの産経新聞社説に掲載されています。

http://www.sankei.com/column/news/161121/clm1611210001-n1.html

 

この記事には書かれていませんが

治療に伴う副作用や後遺症などについての研究促進も盛り込まれています。

 

先日も、ある患者さんが

「治療はうまくいった。しかしその後遺症はとても辛い。

 なんのために治療したのか…」とおっしゃっていました。

 

救えるいのちを救うために制定された法律。

救われたいのちが、その後をより良く生きていくために

この改正案が一日も早く成立することを心から願っています。

 

 

 

 

 

大切な人を見送った方のためのサロン

2016年11月17日 8:03 AM

町なかサロンでは、定期的に開催している特別企画がいくつかあります。

その一つが

「大切な人を見送った方のためのサロン」です。

 

ご家族にかぎらず、お友達や恋人、職場の仲間など

大切な人とお別れした経験をもつ方のためのサロンです。

 

今月は19日(土)午後1時~午後3時まで。

この間の出入りは自由です。

同じような経験をしたピアサポーターが一緒にお話をいたします。

 

わたしの父は32年前の11月に亡くなりました。

そのとき母親は54歳。

とても心細かったと思います。

遠方に住む母自身の姉妹によく電話をしていたのは覚えていますが

すぐそばで、悲しみや不安を共有してくれる存在はなかったと思います。

あの頃の母親に

「わたしも同じですよ」と一言声をかけてくれる存在があれば…。

 

今週土曜の開催です。

お待ちしています。

 

出張先、金沢でのスーパームーンです。

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学校でのがん教育

2016年11月15日 10:16 PM

きょうは伊予市立双海中学校へ行ってきました。

「がん教育」の授業で、がん経験者の立場からお話するためです。

 

1年生から3年生までの約80人が体育館に集まり

四国がんセンター緩和ケア医 成本勝弘先生とわたしの話を聞いてくれました。

 

講演ではなく、あくまで「授業」です。

「いい話を聞いたなぁ」ではなく

しっかり考えてもらい、役に立つことを伝えなければなりません。

 

どういう言葉を使えば理解してもらえるのか

どんな話なら怖がらずに興味を持って聞いてくれるのか

そして何より、どうすればメッセージが伝わるのか。

いろいろ考えて準備を進めました。

 

がんの情報の探し方や、しんどい思いをしている人への接し方などと併せて

「きょう」をしっかり生きていくことの大切さを伝えたつもりです。

何か一つでも、心に残ってくれることを願っています。

 

愛媛県内での「がん教育」は

これから12月にかけて中学校、高校3校で開催され

おれんじの会会員が、自分の経験をもとにメッセージを伝える予定です。

 

授業中の写真は撮れなかったので

代わりに、伊予上灘駅で出迎えてくれた2匹の”駅長さん”の写真です。

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親のがんにどう向き合うか

2016年11月14日 10:49 AM

県外出張が続いています。

11日は徳島で銀行の女子行員向けにお話をさせていただきました。

12日は青森県弘前市で、

「がんになっても安心して暮らせる社会」についてのフォーラムに。

そして13日は佐賀県の唐津赤十字病院で「町なかサロン」について

お話をさせていただきました。

 

弘前でのフォーラムでは

グループワークにも参加させていただきました。

患者、家族、医療者など7~8人のグループで

がんになっても安心して暮らせる社会について語り合いました。

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生きがいを感じられるような社会にするには?

経済的な支援は?

正しい情報を、患者・家族だけでなく

周囲の人にも伝えるにはどうすればいいか?

たくさんの意見が出ました。

 

この中で、親ががんになったとき

子どもをどう支えるのか?という意見が出されました。

 

小さな子どもに、病気の事をどう伝えるか、という事については

すでにいろいろな取り組みがなされていますが

高校生や大学生の場合、経済的な問題も起こってきます。

また、親を支えたいと思いつつ出来ることがわからないといった

成長しているからこその問題も取り上げられました。

 

32年前、高校3年だったわたしは、父親を見送りました。

本人にがんと告げないまま。

わたし自身も、病状など詳しいことを知らず、突然の別れでした。

奇しくも、その命日が11月13日。

 

こうして、立場を超えて多くの人が

患者や家族をどう支えるのかを議論できるようになったことに

ある意味感謝しつつ

まだまだしなければいけないことはたくさんあると感じたことでした。

 

 

 

 

 
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