NPO法人 愛媛がんサポート おれんじの会

NPO法人愛媛がんサポート おれんじの会は、主に愛媛県内のがん患者と家族、その関係者が集う会です。

NEWS

新年に

2013年1月2日 10:32 PM

2013年がスタートしました。
まだ、キーボード上の指は、自然と2,0,1,2と動こうとする正月2日目。
どのような新年をお迎えでしょうか?

わたしは、大晦日に庭で転んで強打した肩が痛み、元日はひどい頭痛と吐き気に襲われ…踏んだり蹴ったりの年越しになりました。

でも、体の弱さを感じつつ新年を迎えられたことは、ある意味感謝なことでした。

体を大事にすることを思い、弱ったときに寄せられる人の優しさに感謝することができました。

まずは体を大事にすることから。
夜更かしをやめるのが当面の目標です。
そんなわけで、おやすみなさい。

 

いつものように

2012年12月31日 11:25 PM

いつものように、紅白歌合戦を聴きながら年の暮れを迎えています。

いつものように、この時を迎えられる事が、いかに恵まれていることか。

感謝しつつ、新しい年を迎えます。

みなさまに、たくさんの福が訪れますように。

 

年の瀬に

2012年12月29日 9:52 PM

気がつけば、今年も残すところ2日。
暖かだったので、お墓参りに行ってきました。
途中に、母が最後を過ごした病院があります。
6年間通った病院。
いまでも、そこに母がいるような気がします。

大掃除もおせち料理も完璧だった母。

それに引き換えわたしは…
いつもと同じで仕事に追われています。

年末年始の休みを当て込んでか「1月4日締め切りです」とか「7日までにご提出ください」という依頼が続々。
そんなわけで、大掃除もおせちもない年の瀬です。

 

クリスマスイブに

2012年12月24日 11:08 PM

ファイル 1024-1.jpg

クリスマスに届いたカードとプレゼントです。
水色の靴下は、はるばる海外からやって来ました。
枕元に靴下を置いて25日の朝をドキドキしながら楽しみに待っていたのは、いくつくらいまでだったかなぁ…。

ところで、「クリぼっち」という言葉。
「クリスマスにひとりぼっち」の意味なのだそうです。
今夜のニュース番組で知りました。
そんな言葉まで生まれる程、クリスマスは日本人にとってある意味特別な日になったんですね。

そう言うわたしも、今夜はひとり家でPCに向かっています。
愛媛県の「がん対策推進計画」に関する意見書を書いています。

全国の都道府県でも、それぞれの計画策定が進んでいます。
すでに素案が出来て、パブリックコメントの募集が始まっているところもあります。
http://ganjoho.jp/professional/cancer_control/prefectures.html
こちらから情報を検索することができます。
がん対策に本気で取り組んでいるところと残念なところ。
違いが見えてきます。
愛媛では年明けに3回目の会議が予定されていて、その後パブリックコメント募集が行われる予定です。

きょうの夕方、他県の仲間からも「ひとり仕事をしています」というメールが届きました。
あぁ、ここにも頑張っている人がいるんだな。

お仕事中の方にも、おひとりさまにも、ドキドキの方にも、そして病床にある方にも、メリークリスマス!

 

一期一会

2012年12月20日 9:56 PM

きょうは四国がんセンターのサロンの日でした。

12月例会ということで、ツリーやリースなど賑やかな飾り付けをし、音楽ボランティアの方はクリスマスソングを準備して、参加者をお迎えしました。

さまざまな思いを抱えた患者さんやご家族が参加してくださいました。
みんなで一緒に泣いたり、語り合ったり。

サロンでの出逢いは、まさに一期一会です。

偶然、わずかなひとときを一緒に過ごしただけの人の、背中にそっと置いてくれた手の温もりが、きょうの辛さを和らげてくれることもあります。

病室へ、自宅へ…サロンを出てそれぞれの場所へ戻って行った方々が、今夜いつもより少しでもゆっくり眠れますように。

 

声にならない声を

2012年12月19日 11:20 PM

きょうは、厚生労働省の緩和ケア推進検討会に構成員の1人として出席してきました。

全国の都道府県拠点病院に設置が計画されている「緩和ケアセンター」について協議しました。

患者・家族のあらゆる苦痛を軽減するための「センター」は、どうあるべきか?

痛いと言えない。
苦しいと言えない。
そんな患者・家族の声にならない声が、どうすれば医療者に届くのか。

どうすれば、苦痛の軽減に確実につながるのか?

突き付けられた宿題です。

 

変えられるもの、変えられないもの

2012年12月18日 10:13 PM

ここ数日過ごしやすかったのですが、また寒さが戻ってきているようです。

昨日は愛媛県がん対策推進委員会でした。
来年度から5年間の、愛媛でのがん対策の計画を議論する会議。
昨日のテーマは小児がん、がん教育、そして就労と社会的問題ですでした。
この3つは、国の計画に初めて盛り込まれたものです。当然、愛媛でも初めて協議でした。

就労と社会的問題は、ここ数年で注目されるようになった問題です。
治療成績の向上によって、病気とともに、あるいは病気を経て仕事を続ける人が増えてきました。
しかし病気を理由に解雇されたり、望まない職場に異動させられることも珍しくありません。
高額な治療費の問題も、患者や家族に重くのしかかっています。
これらは、2010年に実施した「愛媛県がん患者満足度調査」でも明らかになっています。

こうした問題の解決策を、計画にどう盛り込むか?
具体策を盛り込み、一歩でも前へ進めてほしい!
つい、発言に力が入りました。
他の委員や事務局の理解を得られたのかどうか…。
重い雰囲気で会議は終了しました。

患者・家族の苦しみを伝えなければならない。
一方的に伝えるだけではダメで、周囲の理解も得なければ物事は動かない。

でも、やはり譲れないことは譲れない。
粘り強く提案と交渉を続けていきます。
変えられるはずだと信じて。

 

変わるものと変わらないもの

2012年12月16日 8:31 PM

開票速報を聞きながら、仕事をしています。

あすは、愛媛県のがん対策推進計画を検討する会議。
水曜は、厚生労働省の緩和ケア推進検討会。
それぞれ資料を読みこんで準備をしなければなりません。

政権交代が確実な様相です。
何が変わって、何が変わらないのか。
がん対策はどうなるのか?

大きなうねりを見つつ、目の前の為すべき事を粛々と。

 

何ができる?

2012年12月15日 10:18 PM

あたたかな雨の一日でした。

仲間の旅立ちの知らせが届きました。

もっと、何かできることがあったのではないか?

いやいや、”何かできる”なんて、とんだ思い上がり。

それでも、あの時に…。

そんな思いが行き来します。

 

若い世代へ語るということ

2012年12月12日 9:11 PM

きょうは、松山看護専門学校で講義をさせていただきました。
がん患者・家族の心理などについてお伝えする特別講義。
今年で3年目になります。
毎年のことながら、この学校のみなさんはとても熱心に耳を傾けてくれます。
あっという間の90分間でした。

戻ると、先週授業をさせていただいた中学校から感想文が届いていました。
女子だけが対象だったので、子宮頚がんのことを中心に話をしました。
ちょっと難しかったかな?伝わったのかな?と不安でしたが、想像以上にしっかり受け止めてくれていました。

「病気はこわいけれど、正しい知識を持ちたい」
「母や姉と話しあった」
「患者さんからのメッセージを真剣に受け取ることが、わたしたちの役目」

こういう反応があると、頑張って語っていかなければ!と勇気がわいてくるのです。

 

 
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