NPO法人 愛媛がんサポート おれんじの会

NPO法人愛媛がんサポート おれんじの会は、主に愛媛県内のがん患者と家族、その関係者が集う会です。

NEWS

おひさしぶりです

2013年2月1日 10:57 PM

2月に入りました。

1月は、4回しか更新できなかったこのブログ。
もうほとんどの方から見放されてしまったかも…。

ですが、月も改まったことなので、また気持ちを新たに日々の活動報告や思いなどを綴っていきます。

まずは、本日の朝食から。
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きょうは宇和島で講演がありましたので、早い便で移動し着いたところで朝食です。
真ん中にどんとあるのは、宇和島名物のじゃこてん。
おいしくいただきました!

そして講演会場へ。
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JAえひめ南女性部のみなさんの集まりで、女性のがんについてお話させていただきました。
200人を超える会員のみなさん、うなづいたりメモを取ったりしながらとても熱心に耳を傾けてくださいました。

お世話くださったJA厚生連のみなさま、貴重な機会をありがとうございました!

 

出張帰りに

2013年1月12日 1:02 AM

ここのところ、ブログの更新がままならず申し訳ありません。

10日夜は、がん総合相談研修プログラムに関する会議でした。
ピアサポート研修の教材を作成する事業は、いよいよ大詰めです。
試行版に対していただいたご意見を反映し、確定版を作るための会議でした。
より良いものにするため、医療者のみなさんと共に3月まで議論を続けます。

そして、きょう午前の便で帰松。
空港から「町なかサロン」へ直行し、患者さんの対応を済ませた夕方になって電話が入りました。

「飛行機、大変でしたね!」
「えっ?何の話?」
「操縦席の窓ガラスにヒビ入ってたそうですよ」
「え~~~~?!」

そう、ニュースになっていた羽田発松山行きボーイング787は、まさにわたしが搭乗していた機体でした。
機内ではまったくアナウンスはありませんでしたので、乗客は何も知らず。
あとで冷や汗です。
しばらく787は避けたほうがよさそうです。

 

正月休みが終わって

2013年1月6日 9:26 PM

打撲やら頭痛やらの事を書いたきりだったので、いろいろな方からご心配をいただきました。
スミマセン。
2日以降はすっかり元気になって、締め切りも間に合わせることができました。

さて、年が明けてから数件のご相談が続きました。
状況はさまざまですが、共通するのは「孤独」のつらさです。

家族のつながりや晴れやかな事が、世の中のすべてを覆うお正月。
だからこそ、一層「孤独」のつらさが際立ちます。

来年は、年末年始もサロンを開くべきかな…。

あすから日常が戻ってきます。

 

新年に

2013年1月2日 10:32 PM

2013年がスタートしました。
まだ、キーボード上の指は、自然と2,0,1,2と動こうとする正月2日目。
どのような新年をお迎えでしょうか?

わたしは、大晦日に庭で転んで強打した肩が痛み、元日はひどい頭痛と吐き気に襲われ…踏んだり蹴ったりの年越しになりました。

でも、体の弱さを感じつつ新年を迎えられたことは、ある意味感謝なことでした。

体を大事にすることを思い、弱ったときに寄せられる人の優しさに感謝することができました。

まずは体を大事にすることから。
夜更かしをやめるのが当面の目標です。
そんなわけで、おやすみなさい。

 

いつものように

2012年12月31日 11:25 PM

いつものように、紅白歌合戦を聴きながら年の暮れを迎えています。

いつものように、この時を迎えられる事が、いかに恵まれていることか。

感謝しつつ、新しい年を迎えます。

みなさまに、たくさんの福が訪れますように。

 

年の瀬に

2012年12月29日 9:52 PM

気がつけば、今年も残すところ2日。
暖かだったので、お墓参りに行ってきました。
途中に、母が最後を過ごした病院があります。
6年間通った病院。
いまでも、そこに母がいるような気がします。

大掃除もおせち料理も完璧だった母。

それに引き換えわたしは…
いつもと同じで仕事に追われています。

年末年始の休みを当て込んでか「1月4日締め切りです」とか「7日までにご提出ください」という依頼が続々。
そんなわけで、大掃除もおせちもない年の瀬です。

 

クリスマスイブに

2012年12月24日 11:08 PM

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クリスマスに届いたカードとプレゼントです。
水色の靴下は、はるばる海外からやって来ました。
枕元に靴下を置いて25日の朝をドキドキしながら楽しみに待っていたのは、いくつくらいまでだったかなぁ…。

ところで、「クリぼっち」という言葉。
「クリスマスにひとりぼっち」の意味なのだそうです。
今夜のニュース番組で知りました。
そんな言葉まで生まれる程、クリスマスは日本人にとってある意味特別な日になったんですね。

そう言うわたしも、今夜はひとり家でPCに向かっています。
愛媛県の「がん対策推進計画」に関する意見書を書いています。

全国の都道府県でも、それぞれの計画策定が進んでいます。
すでに素案が出来て、パブリックコメントの募集が始まっているところもあります。
http://ganjoho.jp/professional/cancer_control/prefectures.html
こちらから情報を検索することができます。
がん対策に本気で取り組んでいるところと残念なところ。
違いが見えてきます。
愛媛では年明けに3回目の会議が予定されていて、その後パブリックコメント募集が行われる予定です。

きょうの夕方、他県の仲間からも「ひとり仕事をしています」というメールが届きました。
あぁ、ここにも頑張っている人がいるんだな。

お仕事中の方にも、おひとりさまにも、ドキドキの方にも、そして病床にある方にも、メリークリスマス!

 

一期一会

2012年12月20日 9:56 PM

きょうは四国がんセンターのサロンの日でした。

12月例会ということで、ツリーやリースなど賑やかな飾り付けをし、音楽ボランティアの方はクリスマスソングを準備して、参加者をお迎えしました。

さまざまな思いを抱えた患者さんやご家族が参加してくださいました。
みんなで一緒に泣いたり、語り合ったり。

サロンでの出逢いは、まさに一期一会です。

偶然、わずかなひとときを一緒に過ごしただけの人の、背中にそっと置いてくれた手の温もりが、きょうの辛さを和らげてくれることもあります。

病室へ、自宅へ…サロンを出てそれぞれの場所へ戻って行った方々が、今夜いつもより少しでもゆっくり眠れますように。

 

声にならない声を

2012年12月19日 11:20 PM

きょうは、厚生労働省の緩和ケア推進検討会に構成員の1人として出席してきました。

全国の都道府県拠点病院に設置が計画されている「緩和ケアセンター」について協議しました。

患者・家族のあらゆる苦痛を軽減するための「センター」は、どうあるべきか?

痛いと言えない。
苦しいと言えない。
そんな患者・家族の声にならない声が、どうすれば医療者に届くのか。

どうすれば、苦痛の軽減に確実につながるのか?

突き付けられた宿題です。

 

変えられるもの、変えられないもの

2012年12月18日 10:13 PM

ここ数日過ごしやすかったのですが、また寒さが戻ってきているようです。

昨日は愛媛県がん対策推進委員会でした。
来年度から5年間の、愛媛でのがん対策の計画を議論する会議。
昨日のテーマは小児がん、がん教育、そして就労と社会的問題ですでした。
この3つは、国の計画に初めて盛り込まれたものです。当然、愛媛でも初めて協議でした。

就労と社会的問題は、ここ数年で注目されるようになった問題です。
治療成績の向上によって、病気とともに、あるいは病気を経て仕事を続ける人が増えてきました。
しかし病気を理由に解雇されたり、望まない職場に異動させられることも珍しくありません。
高額な治療費の問題も、患者や家族に重くのしかかっています。
これらは、2010年に実施した「愛媛県がん患者満足度調査」でも明らかになっています。

こうした問題の解決策を、計画にどう盛り込むか?
具体策を盛り込み、一歩でも前へ進めてほしい!
つい、発言に力が入りました。
他の委員や事務局の理解を得られたのかどうか…。
重い雰囲気で会議は終了しました。

患者・家族の苦しみを伝えなければならない。
一方的に伝えるだけではダメで、周囲の理解も得なければ物事は動かない。

でも、やはり譲れないことは譲れない。
粘り強く提案と交渉を続けていきます。
変えられるはずだと信じて。

 

 
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