連休の終わりに
2012年9月17日 10:49 PM
三連休が終わります。
きょうは何の約束もなく、ひさしぶりにのんびり過ごす事が出来ました。
とはいえ、締め切りの迫っている原稿を先延ばしにする勇気はなく、結局夜になってパソコンに向かっています。
来年1月に開催される「日本病院薬剤師会近畿学術集会」の抄録を書いています。
薬剤師のみなさんを対象に、講演する機会をいただきました。
http://square.umin.ac.jp/jshp-k34/
薬剤師の教育課程が6年になり、期待される役割は大きくなっています。
実際、わたしたちの仲間も、抗がん剤治療などの際に薬剤師から説明を受ける機会が多くなっています。
患者、家族と薬剤師とのコミュニケーションについてお話させていただく予定です。
あぁ、それにしても抄録が書けません…。
こんなことなら、昼間にがんばっておけばよかった…。
台風とリレー・フォー・ライフ
2012年9月16日 9:32 PM
心配していた台風の影響で、鹿児島のリレー・フォー・ライフはきょうの午前3時で中止になってしまったそうです。
心をこめて準備してきた実行委員のみなさんの悔しさを思いつつ、空を眺めるばかりです。
リレーは、24時間限りのイベントではありません。
その24時間をキッカケに、がん患者・家族への理解と病気に対する正しい知識が地域に広まっていくことが重要です。
そういう意味では、たとえ途中でイベントが中止になったとしても
準備を通して理解と支援の輪が広がっていれば、十分意味のあるものだといえます。
とはいえ…
やはり、みんなで一緒に24時間を過ごしたいのが、実行委員の本音。
鹿児島の仲間の思いを、愛媛会場でつないで歩きたいと思います。
あした天気にな~れ
2012年9月14日 11:35 PM
あす、あさっても全国各地でリレーフォーライフが行われます。
岩手、宮城、横浜など12か所。
特に、九州は福岡、大分、宮崎、鹿児島で開催予定です。
なのに…台風!!
九州の各会場の実行委員のみなさんはどんなに気を揉んでいるでしょう。
あした、すべてのリレー会場に青空が広がりますように。
無事にリレーが開催されますように!
祈っていますよ~。
もしかしたら…
2012年9月13日 10:23 PM
日帰りで三重まで行ってきました。
最近は、講演の中で子宮頚がんの事を話すと必ずと言っていいほど「実は、異常が見つかって経過観察中なんです。不安です」という相談をいただくことが増えました。
少しずつではありますが、病気そのものへの関心が高まり、検診を受ける人が増えているからかもしれません。
「もしかしたら…」という時の不安は、とてもしんどいものです。
まして子宮頚がんの場合は若い女性が多いですから、そうした不安との向き合い方に慣れていなくて、余計にしんどい思いをするようです。
わたしもそうでした。
主治医に、経過などについてしっかり聞くこと。
科学的根拠のある情報を頼りにすること。
場合によっては、こころのしんどさを心療内科などの専門家に相談してみること。
女性特有のがんの患者会などに連絡して、経験者の話をきいてみること。
「もしかしたら…」という不安と向き合うとき、こうした事が大事だと思います。
治療と食事
2012年9月11日 9:54 PM
きょうは、四国がんセンターで楽しい企画が行われました。
患者さんとご家族のための食事相談&試食会です。
治療の影響や病状で食べることが難しくなっている方のために、栄養士が相談に乗り不安を和らげようという取り組みです。
四国がんセンターでは、特に栄養と食事への取り組みが積極的に行われています。
きょうの試食会の献立は…
おにぎり、茶そば、コロッケ、卵焼き、トマトサラダ、野菜スープ、シャーベット です。
おにぎりは季節感を取り入れて、栗ご飯だそうです。
実際に料理を作った調理師のみなさんも、試食会に出て参加者の表情を見ながらサービスをしていました。
無理を言って記念撮影!
抗がん剤の治療中、食事は大きな悩みでした。
わたしが治療を受けていた13年前には、栄養士さんに相談できるなんて思いもしませんでした。
あの頃、こういう試食会があったらなぁ…と思いつつ、患者さんやご家族を支える手は確実に増えていることを痛感しました。
こういう取り組みが、どこの病院でも行われるようになることを願っています。
仲間に支えられる
2012年9月8日 11:13 PM
ここ数日、会う人みんなから「疲れてるねぇ」と言われます。
正直、疲れています。
ハードスケジュールで体が疲れるのは、自分でスケジュール管理しているから覚悟の上ですが、
予期せぬ事で精神的にダメージを受けることも、あります。
こんなときは、全国にいる仲間のブログやツイッターを読んでみることにしています。
あぁ、がんばってるな~。
こんな弱音を吐いていてはいけないなぁ。
よし、わたしもがんばらなければ。
と、勇気を奮い立たせています。
どんなエライ人の格言より
どんな正しい励ましのことばより
仲間の正直な心のつぶやきが何よりの支えです。
子宮頸がん検診
2012年9月4日 9:21 PM
今朝は、朝一番の飛行機に乗るため5時起き。
新聞を取りに外に出ると、空気がひんやりしていました。
秋の気配を感じられて、少し得をした気分でした。
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きょうは子宮頸がん検診の話題を少し。
厚生労働省は、子宮頸がん検診に新たな方法を加えるかどうか、検討することになったそうです。
現在の検診では、子宮の入り口の組織を一部取って異常な細胞がないかどうかを調べています。
今後検討が始まるのは、子宮頸がんの原因であるウイルスの有無を調べる検査方法です。
若い女性に多い子宮頸がんを、できるだけ早く見つけて適切な治療をすることはとても大事です。
そのために最も有効な検診方法を科学的に検証し、証明されれば一日も早く運用されるべきです。
子宮頸がんを経験し、心身ともに辛い思いをしたわたしも、より有効な検診方法が確立することを心から願っています。
一方で、病気への誤解や患者への偏見・差別をなくすための取り組みも必要だと痛切に感じています。
子宮頸がんの原因であるウイルスは、性交渉を経て感染します。
そのために、性感染症であるという誤った認識がいまだに根強く残っています。
患者は、病気そのものの辛さに加え偏見や差別という苦しみも味わうことが多いのです。
検診の方法が見直されるときには、病気と患者への正しい認識が広まるための取り組みもなされることを願っています。
ウイッグ、下着の展示会 ご案内
2012年9月3日 9:45 PM
きょうは、リレーフォーライフにご協力をいただくある団体のみなさんを対象に、患者の思い、がん医療の現状、そしてリレーについてお話をさせていただきました。
終了後に「今年は初めて参加してみますね」という嬉しい言葉をいただきました。
こうして少しずつ輪が広がっていくんですね。
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さて、四国がんセンターで開かれるウイッグと下着の展示会のご案内です。
男性用も含めたウイッグと、乳がんの治療を受けた方のための下着の展示会です。
アドバイザーも来ているそうですから、相談できるいい機会になることと思います。
9月11日(火)12:00~16:00
12日(水)10:00~14:00
四国がんセンター2階 図書コーナー です。
残念ながら、こうした用品の展示や販売は、都市部と比べると少ないのが現状です。
”がん医療の均てん化”というのは、こうした患者の生活を支える面でもとても重要だと思っています。
がんと食事
2012年8月30日 9:12 PM
わたしの定番朝食です。
パンは、育ての母が焼いたもの。
そして青汁。
青汁は、生産農家の名前も顔もわかっている安心の商品。
通販で見つけたものです。
出張の多いわたしは、家にいる時には出来る限り野菜を取り規則正しい食生活を心掛けています。
そういえば、病気がわかったときに自分の食生活を徹底的に改善したことがありました。
野菜はすべて有機。
調味料も原材料をチェックして、添加物を可能な限り排除することに取り組みました。
あまりに頑張りすぎて、買い物に時間がかかり、経費もかさみ、何より精神的にだんだんとくたびれてしまいました。
結局長続きはしませんでした。
患者さんやご家族からのお話の中で、必ずと言っていいほど出てくるのが食事の話です。
中には極端な食事療法に傾倒して、結果として全身状況を悪化させてしまった例も聞きました。
最近は、がん診療連携拠点病院の相談窓口では、栄養士が相談に乗ってくれるところも増えています。
栄養の点からはもちろんですが、おいしく食べるコツや口内炎などの副作用対策なども教えてもらえます。
病気の事がわかったうえで、科学的根拠に基づいた情報を取り入れることは、食事面でも大事だと思います。
食事で悩んでいるときには、病院の栄養士にご相談してみてはどうでしょうか?
眠り
2012年8月24日 11:01 PM
厳しい残暑が続いています。
わたしの周囲でも体調を崩す人が出てきています。
健康のためには、よい眠り。
以前から気になっていたのですが、ちょっと高価で迷っていました。
でも、ここのところの肩こりに耐えかね思い切って買ってみました。
さて寝心地はどうかな?
ご報告はまた明日!