健康は幸せ?
2009年8月8日 8:27 PM
昨日のブログにゴーヤジュースの事を書いたところ、早速ご近所の畑からゴーヤが届きました。
育てている人のお顔がわかる安心。
きょうはハチミツもいただきました。
これで、この夏はバテることなく過ごせます。
ありがとうございました!
健康ブームと言われて久しいです。
(いま女性の間ではアボガドが人気なのだそうです。先日会った友人はアボガドオイルを探している!と言っていました。)
みんな将来の健康への多少の不安があるからこそ、健康食品や健康器具を利用するわけですよね。
でも実際には、きょうの健康が明日も続くと信じて過ごしている人がほとんどではないでしょうか?
ところが、ある日突然病はやってきます。
がんのような大変な病気でなくても、骨折したり風邪を引いたり、お腹の調子が悪くなったりします。
すぐに回復するものもあれば、一生付き合っていかなければならない場合もあります。
年齢を重ねれば、どこも何の問題もなく過ごせる人は少ないでしょう。
どんなに食べ物や運動に気を使っていても、体調を崩すことはあります。
それなのに、日本は健康至上主義です。
「健康こそが幸せ」というようなキャッチコピーを見ると、危うさを感じてしまいます。
病気になっても、身体のどこかが不自由になっても、その人らしく生きていける社会こそが幸せの基本だと、私は思います。
ゴーヤジュース
2009年8月7日 8:56 PM
エッと思うかもしれませんが、あのゴーヤのジュースです。
これがなかなか美味しいのです!
おれんじの会会員さんから教えてもらいました。
レシピは簡単。
ゴーヤ(ワタを取り薄切り)、バナナ(レモン汁を振りかける)、豆乳、ハチミツ少々、氷を加えミキサーで混ぜて出来上がり。
量はすべて”適当”に。
私の夏バテ予防策です!
病院を探す
2009年8月5日 9:00 PM
松山では夕方から雨が降ったりやんだりしてムシムシしています。
神奈川に住む知り合いからのメールでは、あちらは過ごしやすい日が続いていて、今年はまだクーラーを使っていないそうです。
うらやましい…。
さて、きょうは情報提供です。
愛媛県のホームページに、医療機関を探すためのページを見つけました。
http://www.qq.pref.ehime.jp/qqscripts/qq/qq38mnumed.asp
ここから、住んでいる地域や条件によって医療機関を検索できます。
例えば、松山市で医療用麻薬による痛みのコントロールをしてくれる病院はどこ?というふうに、です。
正直、使い勝手のいい作りにはなっていませんが、県内全域の医療機関を検索できるので参考にはなるかもしれません。
もう一つ、国立がんセンターのホームページには、全国のがん診療連携拠点病院と緩和ケア病棟のある医療機関を紹介するページがあります。
http://ganjoho.jp/public/hospital/index.html
これは、がんに特化したページで、どの部位のどういう治療法を受けられるかということまで記載されています。
お盆を前に
2009年8月4日 9:56 PM
暑さの厳しい日でした。
いよいよ夏本番!ですが、スーパーなどではお盆用のお菓子や墓参用具などが並んでいます。
もう来週はお盆なんですね。
おれんじの会会員の中にも、今年初盆を迎える方が何人もいらっしゃいます。
悲しみが新たになる季節です。
先日、県内にお住いの60代の男性からお電話がありました。
お連れ合いを3年前にがんで亡くされたとのこと。
同じような立場の方と話でも出来ればと思って、地元の役場で問い合わせたら、おれんじの会を紹介してもらったので電話をしてみたとのお話でした。
時間が経てば悲しみは薄れる、とよく言われることですが、家族を喪った悲しみは時間とは関係ありません。
会員の中には、三回忌を過ぎてから一層悲しみが増したという人もいます。
でも周囲からは、もう大丈夫でしょう?とか、悲しんでばかりいると亡くなった人も悲しむよ、などと言われてしまいます。
辛いことです。
泣く人と共に泣く。
そういう存在が側にいてくれるかどうか、これが悲しみを癒す一助ではないかと思います。
説明
2009年8月3日 8:57 PM
夕方5時ころ、松山市内を車で移動中に虹を見ました!
西の空にうっすらと架かっていました。
カメラを持っていなかったので写真を載せられないのが残念。
さて、いよいよテレビの調子が悪くなってきました。
これは買い替えするしかないかなぁと電器店を回ってみることにしました。
何もわからないのでお店の人に教えてもらうしかありません。
最初の店ではスタッフがにこやかに丁寧に、必要な情報を教えてくれました。
2軒目と3軒目はどちらも、教えてやるよと言わんばかりの”上から目線”。
値段は3軒目が最も安かったのですが買う気にはなれませんでした。
昨日、NHK教育テレビでがん医療について考える番組が放送されました。
この番組に出演していた、大阪の市立豊中病院の林昇甫先生から印象的な言葉が聞かれました。
「医師は患者に対して『心に届く説明』をしなければならないんですよ」
思わずテレビの前で拍手をしてしまいました。
そう、『心に届く』ことなんです!
言葉は耳から入り、頭で理解し、そして心に落とし込まれてきます。
”腑に落ちる”という表現もあるように。
医療現場での説明は、患者のどこまで届いているのでしょうか?
テレビを選ぶための説明を聞きながら、『心に届く』ことについて考えていました。
きょうの例会
2009年8月2日 7:45 PM
きょうは朝からセミの大合唱です。
雨が続いて思いきり鳴けなかったセミにとっては、待ち遠しい夏空が広がりました。
その日差しと暑さの中、きょうの例会にも40人近い方が参加してくださいました。
きょうは交流会。
はじめに、会員の石本さんの話を聞きました。
大腸がんが肝臓に転移している石本さん。長い間厳しい治療を続けてきましたが、2か月前に、自分の選択として抗がん剤治療の打ち切りを決めました。
ずっと診てくださっている主治医と緩和ケア医、それぞれとじっくり話し合ったうえでの決断です。
そういう決断に至るまでの経緯や、現在の心境などについてわかりやすく語ってくれました。
後半は、部位ごとに小グループに分かれて語り合いました。
次回例会は9月6日(日)緩和ケアについて考える第二弾。
アタマではわかっていても、自分の療養生活にどう取り入れればいいのか?
具体的な方法などを、松山ベテル病院院長の中橋先生を講師に学ぶ予定です。
例会会場では、リレーフォーライフin高知で使われるルミナリエバッグへのメッセージと、募金も行いました。
会員のみなさんのご協力、ありがとうございました!
ルミナリエ
2009年8月1日 10:37 AM
がん患者と支援者のためのイベント『リレーフォーライフ』が今年も全国各地で行われます。
この中で、夜行われるのが『ルミナリエ』と呼ばれるものです。
キャンドルの灯をともし、いま闘っている仲間や先に天国へ行った愛する人たちを想うイベントです。
高知でのリレーフォーライフに協力するため、このルミナリエバッグにメッセージを書いて送ります。
7月例会に参加して下さった方にはすでにお渡ししてありますので書けた方はお持ちくださいね。
あすの例会会場でもバッグとペンを準備しますので、どうぞメッセージをお寄せ下さい。
昨日の続き
2009年7月31日 3:20 PM
ランス・アームストロング財団マニフェスト(後半部分)
翻訳:NPO法人HOPEプロジェクト初代理事長 生長恵理
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そして、がんについてのストレートでオープンな会話を夫たち、妻たち、パートナーたち、子供、友人、隣人たち、その他あなたの周囲にいて一緒に働き、笑う人々ともつことが重要だと考える。
パンチを押しとどめておく時間はない。
あなたは人生をかけた闘いの最中にいる。
我々は厳しいことにかかわる。
例えばセカンドオピニオンを求める度胸を持たなければならない。
そして必要ならば、サード・オピニオン、フォース・オピニオンも。
我々は臨床試験について詳しくならなければならない。
そして、そのときがくるならば、あなたの人生がどのように終わるかをコントロールしなければならない。
これはあなたの人生だから。あなたが好きなようにすればいい。
我々は実際的なことに関わる。
生き抜くために計画し、あなたの精子や卵子を保存し、家計を考え、専門家や保険会社、雇用主らと交渉しなければならない。
我々はあなたの権利を知っている。これはあなたの人生なのだ。
だれも囚人にはしない。
我々は闘いに関わる。
我々はあなたに代わり、国会議事堂に行く。
ヘルスケアシステムについての、あなたの擁護者だ。
リサーチにおける、あなたのスポンサーだ。
そして我々は、戦いに終わりがないと知っている。
がんがあなたの体から消えるかもしれないが、あなたの人生から消えることはない。
これが、ランス・アームストロング財団の考えだ。
財団はこの地上で最も力強いがんサバイバーの一人によって設立され、支援されている。
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最高のマニフェスト!
2009年7月30日 9:39 PM
マニフェストという言葉がニュースの中で飛び交っています。
そんな中、最高のマニフェストを見つけましたのでご紹介します。
がん患者・家族を支援するランス・アームストロング財団のマニフェストです。
ランス・アームストロングというのは自転車選手の名前です。
今年のツール・ド・フランスにも出場し上位の成績を残しています。
ランスは、世界有数の自転車選手として活躍していた1996年25歳のときに睾丸がんが見つかります。
既に肺と脳に転移していて厳しい宣告を受けますが、治療を経て見事に復活。
その間の体験を著書『ただマイヨ・ジョーヌのためでなく』に記しています。
ランスは自転車選手として再び世界最高の選手になっただけでなく、がん患者・家族を支援する財団を設立し活動しているのです。
そのマニフェストを翻訳、紹介したのは生長恵理さんという女性です。
新聞記者で、NPO法人HOPEプロジェクト初代理事長だった生長さんは、自身のがん再発を知ったときから、この翻訳を始めたそうです。
残念ながら30代で亡くなられています。
とても長い文章なので、きょうは前半です。
私たちは生命を信じている。あなたの生命を。
あなたがあなたの人生を一分、一秒まで全うして生き
がんがあなたの人生を支配すべきではないと信じている。
我々はエネルギーを信じている。
集められ、荒々しいエネルギーを。
我々は焦点を合わせていくことが重要と信じている。
次第に賢くなり、強く生きることを。
団結は強さである。知識は力である。
態度がすべてを決定する。
これがランス・アームストロング財団の信念である。
我々は、あなたが診断を受けた瞬間から、支援する。
我々は、あなたが涙を受け入れ、怒りを表明するのを手助けする。
我々は、痛み無く生きるというあなたの権利を支持する。
我々は情報を信じる。
哀れみはいらない。
……続きます。
8月2日例会案内
2009年7月29日 8:40 PM
この時間遠くから雷の音…いやいや花火の上がる音が聞こえます。
どこかで花火大会でしょうか?
そういえば先週末に東京へ行っていたときにも隅田川花火大会が開かれていました。
花火大会を見たのはいつが最後だったかなぁ…。
昨日放送されたNHK「クローズアップ現代」
この中で患者からの1200通ものアンケート結果が紹介されていました。
番組中には一言も触れられていませんでしたが、この調査には実はCSRプロジェクトが関わっていたそうです。
CSRとは、Cancer Survivors Recruitingの略で、がん患者の就労を考える患者支援団体の取り組みです。
この支援団体の活動について
詳しくはhttp://cancernet.jp/csr/index.html をご覧ください。
きょうは会員のIさん、Nさんと一緒にランチをしながらおしゃべりをしてきました。
Iさんは20代の頃から病気と向き合ってきました。
たくさんの仲間の闘病を支え、そして見送ってきました。
その日々の中でいろいろな事を考え、自分がどう生き抜くのかを選択しました。
次の日曜の例会では、Iさんの思いを語ってもらおうと考えています。
Iさんの体調によっては実現しない可能性もありますのでご了承ください。
例会は8月2日(日)午後1時30分から
松山市味酒町の愛媛県総合保健協会が会場です。
今回は交流会です。他の患者・家族と話をしてみたいという方、どうぞ気軽にご参加ください。